イヤホンをつけたままの自転車走行はどのくらい危険?意外な研究結果が。

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日本では、2015年に道交法が改正されてイヤホンをつけたままの自転車走行は、都道府県によっては法律違反となる。

 

耳が塞がれることによって交通事故などのリスクが増えるため、自転車+イヤホンは良くないとされている。

 

しかし、それとは違う考え方もあるようで。

 

情報源:Should you cycle with earphones in? - Cycling Weekly

 

問題提起

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イギリスでも考え方は同じで、BBCの2014年の調査では90%もの人が、イヤホン走行の全面禁止に賛成していると回答している。

 

理由として挙げていることの殆どが、イヤホンのせいで危険に気づかず、事故を起こしたり巻き込まれたりしている可能性が高い、というものだった。

 

しかし、これは本当なのだろうか?

 

イヤホンをつけることで、注意力が散漫になったり危険に気が付かないことはあるのか?

 

もしかして、そう思い込んでいるだけなのではないか?

 

研究結果

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ブルネル大学が実施した研究では、イヤホンをつけた際、潜在的なリスクに対する反応が最大10%低下することが示唆されている。

 

やはり、注意力が散漫になることは本当だった。

 

しかし、最大10%という数字が大きいか小さいかは人によるだろうが、世間一般で言われているほどのものではないように感じる。

 

また、オーストラリアの研究では、イヤホンで適正音量で音楽を聞きながら走行しているサイクリストでも、音楽を流していない車のドライバーよりも多くの環境音を聞いていることがわかった。

 

つまり、イヤホン自転車よりもドライバーの方が外の音が聞こえていない、ということ。

 

研究結果2

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さらに、イヤホンで音楽を聞くことのメリットとしてこんな物がある。

 

お気に入りのアーティストの音楽を聞くと、忍耐力が最大15%向上し努力をしている、という感覚が低下する。

 

つまり、好きな音楽を聞くとポジティブになり、疲れを感じさせないということ。

 

研究者曰く、「自転車に乗っている間は、すべての感覚を使うのが最善ですが、聴覚は視覚よりもはるかに重要ではありません」とのこと。

 

最後に

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ここまで書いてきたことをまとめると、自転車イヤホンはそこまで危険なことではない、そしてメリットも有るということ。

 

しかし、ここまで書いておきながら、私は走行中にイヤホンはつけないことを推奨します。

 

世間で思われているほど危険ではないにせよ、多少音が聞こえなくなるのは事実。

メリットの部分も、一般のサイクリストにはあまり関係ないものだし。

 

警察も怖いし。骨伝導イヤホン買いな。

 

 

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