ジロ覇者のカラパス、キンタナ、そして世界チャンピオンのバルベルデ。
ここ最近では、最強とも言える布陣でブエルタに臨もうとしたモビスターだが、ここに来てカラパスが怪我で戦線離脱。
モビスターのエースはどうなるのか?
情報源:Quintana guarded on chances of taking a second Vuelta a Espana | Cyclingnews.com
モビスターの選手状況
先日にも書いたように、モビスターは今年のジロで総合優勝した、リチャール・カラパスをメンバーから外した。
理由は、土曜日のレースで打撲やその他の怪我を負ったため。
カラパスは予定では、キンタナとの共同リーダーとなるはずだった。
モビスターは、ここ最近トリプルエース体制などの、共同リーダーを立てる作戦を好んでいる。
これの良いところは、もし1人が総合タイムを大幅に失っても、もう2人で戦いを続けられるというところ。
悪いところは、エースに割くアシストの数が減るので共倒れになる危険があること。
モビスターのここ最近は、後者のケースがほとんど。
カラパスが居なくなったことによって、エースは何人になるのか。
キンタナ1人なのか、それともバルベルデをエースに据えるのか。
カラパスについて、他の選手の情報
一昨日急にカラパスの欠場を発表したモビスターだけど、他の選手はどう聞いていたのか。
キンタナは、
"I don't really know much about that, nor was I aware the decision had already been taken he would not race," Quintana said.
「それについてはあまり知りませんし、彼がレースをしないという決定がすでに下されていたことも知りませんでした」
"All I know is that he was going to take part and now he's not."
「私が知っているのは、彼が参加するつもりだったが、今は参加しないということだけです。」
とコメント。
知らん、ということ。
キンタナの移籍によるモチベーション
キンタナは、まだ公表されていないけど来シーズンからはプロコンチネンタルチームのアルケアサムシックに移籍する予定。
契約もすでに確定しているはずだから、今頑張らなくても今後の保証はされている。
インタビューでは、こうした契約がブエルタでのパフォーマンスに影響するかを尋ねられた。
"Partly yes, partly no, but obviously it will influence a bit," "Even so I will be as professional as possible, always trying to do the best possible."
一部はYESであり、NOです。影響を与えないとは言えない。それでも、私は可能な限りプロフェッショナルになり、常に最善を尽くすよう努めます。
正直者やな。
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