一昨日始まったブエルタは、第1ステージから3チームが同じコーナーで滑るという波乱の幕開けとなった。ちなみに1チームはチームカー。
そして第2ステージも、普段ロードレースを見るものとしては熱すぎるラストが待っていた。
まさかの平坦アタック
フィニッシュまで残り3kmで、Movistarのナイロ・キンタナが逃げ集団から単独アタックをしかけた。
<Cycle*2019 ブエルタ・ア・エスパーニャ S2>
— J SPORTS❤️サイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) August 25, 2019
【ベニドルム 〜カルペ】199.6km
キンタナ(MOV)がアタック💥#jspocycle #LaVuelta19
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アタックの前段階から逃げ集団はお見合い状態が続いて、キンタナのアタック後もしばらく動きがなかった。
多分、このまま逃げ切れないと思ったのかな?
<Cycle*2019 ブエルタ・ア・エスパーニャ S2>
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【ベニドルム 〜カルペ】199.6km
ラスト500mからフィニッシュ❗️これぞブエルタ💥💥💥#jspocycle #LaVuelta19
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結局キンタナがステージ優勝。
まさかの平坦アタックで、昨日のチームタイムトライアルの遅れを取り戻し、個人総合2位かつポイント賞も獲得。
こういう勝負勘もキンタナの強みの1つだと思わせてくれた。
一気に総合優勝候補に躍進
現在の総合順位は、ニコラス・ロッシュに次ぐ総合2位。
ロッシュは高レベル山岳を登る力はないから、現時点ではキンタナが実質1位といえる。
正直あまり期待はしていなかったけど、モビスターで戦う最後のグランツールで、3年ぶりの総合優勝を成し遂げられるのか。
反面、私の贔屓チームであるIneosは、総合勢が先頭集団におらずキンタナに1分以上の大差をつけられたとのこと。
本当にこのチームは、ツール以外には力を入れていないということがよくわかった。
キンタナのインタビュー
キンタナは今回について、
"Today, we rode on the front, and we were concentrated. I was able to solve the situation with [Alejandro] Valverde, we divided up the work and we have been able to win thanks to that.
今日私たちは前を走り、バルベルデと一緒に状況を解決することができました。仕事を分割しそのおかげで勝つことができました。
"I knew a small group could get away but the climb was really hard and there were even fewer riders that we thought that got away at the top."
私は小さなグループが逃げることができると知っていましたが、登りは本当に困難で、トップに逃げたライダーはさらに少なかったです。
とコメント。
フィニッシュ時の羽を広げるように挙げた腕の意味について、
"People used to call me the Condor and I wanted to celebrate by showing my aim is to fly as high as possible," he explained.
人々はかつて私をコンドルと呼んでいたので、できるだけ高く飛ぶことが私の目標であることを示したかった。
と語った。
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